王子×メガネ



一人になってから気が付いた



後ろから足音がする



たまたま方向が一緒なのかなって思ったけど



私が止まると止まる



私が走ると走る



怖い



背筋がゾクッとした



私は走って家に入ろうとしたら



「ちょっと待ちな。一人になんの待ってたんだから」



女の人に掴まった



男の人でないことに少しホッとしていたら

「ミツと付き合っているってほんと?


あんたがミツをたぶらかしてんの?」



掴まれた腕が痛くなるほど力を入れられた











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