Reset -いじめ-
3rd
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「ねえ―、いつなの?」
里がしびれを切らしたように聞いてくる。
…無理もなかった。
授業中列を挟んで隣の里は
一生懸命、矢崎に話しかけていたのに
無視されてたから。
今は清掃の時間だから
里田の「さ」と設楽の「し」で
あたし達だけ一緒の掃除場所。
「分からないけど…ま!聞いてみる!」
里はそれをきくと
『早めにねっ!』と言った。