青い空のしたで
「やっほー♪」
結局、沙耶抜きで遊ぶことになった。
…ちょっとした
罪悪感…ってのもあったけど、遊ばなかったのは沙耶の意志だよね?
あたしは…悪くないよね?
「やっほ!菜月、私服超可愛いーっ♪」
佳澄はあたしの格好を見るなり
キャッキャと言った。
「ありがと。佳澄も可愛い…っていうより大人っぽいねっ」
佳澄はあたしと対照的な格好で
とても同じ学年とは思えないほど大人っぽい格好をしていた。