青い空のしたで



すると、沙耶が
恥ずかしそうに出てきた。




「…ごめん。聞くつもりなかった。」




静かにそう言った。




「…あとは、
 二人で話せるよね?」




佳澄はそう言って
その場を立ち去った。




…やっぱり、
佳澄はイイ人だ…


心からそう思った。



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