青い空のしたで




「―――――まあでも、菜月が全て悪いわけじゃないと思うよ。」



話を聞き終えた佳澄が
静かにそう言った




…そうかもしれないけど…




沙耶が前みたいに
何か一人で悩みを抱えてしまっているのかもしれない




それが…



辛くてしかたなかった






< 94 / 114 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop