純情★可憐─恋してヴァンパイア─

廊下を進んで一番奥の部屋



─コンコン



とセバスチャンがノックをする



「旦那様…お嬢様をお連れ致しました」



「通せ」



中から聞こえたのは年寄りの声ではなかった



天音な小首を傾げてセバスチャンに着いて中へと入っていった



「おおマリア!元気にしていたかい?」



そう言って笑ったお祖父様を見て天音は驚きを隠せなかった
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