純情★可憐─恋してヴァンパイア─

生徒会室はしんと静まり朝の日差しが窓から差し込んでいた



「ああー落ち着くぅ♪」



そう言ってあたしはソファーへ身を沈める



ふっと気配を感じ身体を起こす



「おはよっマリア♪」



「気配を消さないでよね…」



「マリアは凄いね」



クスクスと笑っているこの男



生徒会長…早乙女 ライト



この人もまたヴァンパイア一族である
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