純情★可憐─恋してヴァンパイア─

続けて天音も立ち上がる



「じゃ行こうか?」



天音がすっと腕を差し出す



あたしはそっと腕に手を添えにっこり笑う



「…行こう!」



あたし達は爺と共に部屋を後にした



「なんかワクワクするぜー♪」



「緊張はしないの?」



「全然?むしろ楽しいかもな♪」



と笑う天音が頼もしく見えた
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