純情★可憐─恋してヴァンパイア─

さっきより激しくあたしの唇を求める天音は、まるで野獣のよう。



ぐったりするあたしを胸に抱き優しく髪を撫でる。



「俺達やっぱ相性さいこーだな?キスより先はどうなるんだか…やってみるか?」



「へっ?キスより先?」



「きっともっと良いぜ!」



そう言ってあたしの太股を撫でた。



「やだっ…なっ何やってんのよバカっ」



あたしは真っ赤になって天音を叩く。
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