純情★可憐─恋してヴァンパイア─
ガラガラと教室の扉を開ける
「おはよう皆さん」
「マリアさんおはよう」
「おはよう」
クラスメートと挨拶を交わしあたしは席についた
「おはよっマリア♪」
声を掛けて来たのは親友の"風祭アンナ"
目はパッチリで茶髪の巻き毛
「また暴れちゃったのぉアンナ心配…」
「本当に思ってる?」
「……ニヒッ!それでっイケメンはいた?」
「何よー楽しんでるじゃない…てゆうか悪い奴にイケメンなんているわけないでしょうが!!」