純情★可憐─恋してヴァンパイア─

目を瞑りソファーに座るあたしの隣にライトが座る



「だから気配消すの止めてってば…」



「マリアがあいつとねぇ…でっホントのとこどうなの?」



眼鏡を磨きながらあたしにチラリと視線をやる



「ライトってなんかムカつく…」



「そりゃどうも」



「誉めてなんてないわよ!」



「運命ってのはホントだったか?」



眼鏡に"はぁ"と息を吹きかけあたしに問いかける
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