純情★可憐─恋してヴァンパイア─
動かないあたしの唇に天音はそっと自分の唇を重ねた
何度も味わうように唇を吸われあたしは思わず目を閉じていた
…ドクン…ドクン
何…身体が変だ…ああっどうしよう
…カブッ…チュル
「うっ…はぁっ」
気が付くとあたしは天音の首筋に牙をたてていた…
「やっ…ごめんなさい!何だか身体が可笑しくて…我慢出来なかったの…どうしよう」
天音は椅子に腰を落としあたしを見上げる
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