純情★可憐─恋してヴァンパイア─

「はっ…運命なんて関係ないだぁ…上等だぜ」



天音はぶつぶつと呟いてライトの背中を睨みつけていた



「どうかしたの?」



天音の顔を覗き込んだあたしの鼻をぎゅっと摘んだ



「んなっ…ふがっ…何するのよ…っ…きゃっ…んっ」



不意に腰を抱かれ唇を奪われる



チュッと柔らかいキスをしてニヤッと笑った



「ちょっとこんな所でやめてよ…誰か見てたらどうすんのよバカっ!」



どんっと胸を押して天音から離れるとあたしは一人歩きだした
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