純情★可憐─恋してヴァンパイア─
なんて俺様な男なんだろうと思ったが…正直この強気な所に弱かったりするあたし
「でも…」
「でももなんもねぇよ…ほら言ってみ?」
あたしに向けられる強い眼差し
「…好きっ…かな?」
「かなじゃねーし…ちゃんと言えよ」
「………好き…天音が好き!」
「言えんじゃねーか…てか嬉しいし」
なんだろ本当にすっきりした!じわじわと湧き上がる感情
今なら花でも咲かせるんじゃないかと思えるくらい…あたしの胸が温かくなっていく