♪Kiminouta♪

☆時が流れ出す☆

♪Kouki♪
学校タルい。
歌羽がいない学校とか行く意味ねーし。
・・・あれ?歌羽じゃね?記憶、戻ったのか?
思わず走る。
俺に気付いて振り返る。
目をみて、まだだとわかった。
「なんでここにいるんだ?家にいなくていいのか?」
「足が勝手に動いて気がついたらここに・・・。
自分の名前もわからないのに、髪もメイクも道も
体は覚えているのね。」
そう言って歌羽は哀しそうに笑った。

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