♪Kiminouta♪
♪Kouta♪
初デートで行った場所に行ったら、歌羽がいた。
夜空を見上げて不思議そうな顔をしている。
「おまえも来てたんだ。」
思わず声をかけた。
「え?あ、うん。なんか思い出せるかなって。
でもね。無理みたい。あはは・・・。」
俺はこの瞬間、ひとつだけ賭けをした。
キスをして記憶が戻ることに賭けた。
< 38 / 76 >

この作品をシェア

pagetop