♪Kiminouta♪
あたしが純の好きな人?
「私は間違っていると思う。でもそうするしかなかった。
復讐が出来るって思ってしまったし、純がまた私のこと想ってくれるって思った。」
純の気持ちが変わったなんて、知らなかった。
「・・・もういいよ。わかった。」
泣きじゃくる友里の背中に手を当ててあたしは言った。
「あたし、知らなかったよ。友里がこんなに傷ついてたなんて。」
「・・・歌羽、あとね、雅人のことも私が言った。本当にごめん。
取り返しの付かないことをした。どうすれば償える?」
「これからも友達でいて。あたしには幸汰しか見えない。
幸汰しかいないから安心して。友里は純が好きなんでしょ。
そのまま追いかけていいと思うよ。」
あたしははっきりとそう言った。
そして友里と仲直りをして、ルンルンで一日を過ごした。
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