君のために僕は死のう
「な…に…これ…」
これがあたしが神宮学園についてからの一言だった
それもそのはず
あたしが見たのは…
以上にでかい校舎、皆様お車で通学、それも車には運転手つき…
和希…あんたこんな学校に通ってたの?
あまりのすごさに立ち呆けていると誰かが話しかけてきた
「あの~すみません、あなた見ない顔ですけど転校生ですか?」
話しかけてきたのは背が高い青少年だった
「あ…はい……そうですけど、あなたは?」
「あ、僕は大山将人です。あの…よかったら職員室まで案内しましょうか?」
親切な大山くんと職員室に向かいながら他愛の無い話をした
大山くんは話し上手でとっても楽しかった
「着きましたよ…じゃあ僕はこれで」
「うん、ありがとね」
大山くんがあたしから離れると女の子に囲まれて見えなくなった
そんな大山くんは放っておいて
ガラララララ…
「失礼しま~す。今日転校してきた久藤悠です。」
ドアを開けて自己紹介すると結構美人な女の人がやってきた
「あなたが久藤さんね♪私は春野玲、あなたの担任よ。よろしくね」
春野先生は笑うとすごく綺麗で本当に先生かどうかも疑ってしまうほどだ