天使な悪魔
 

  「んでいきなり敬語?変な女」


  あなたの顔に見とれてましたなんて
  いえるわけないでしょう!!!


  「あぁ。そういえば名前聞いてなかった。
  俺、森川 慶太朗<もりかわ けいたろう>。
  あんたは?」


  森川?聞いたことあるような、ないような・・・ 


  「あ、あたしは鈴川 沙也加です」

 
  「よろしくな、鈴川。お前にだけ特別ここ使うこと
  許してやるよ、だから毎日来いよ」


  というと森川君はやわらかい笑顔を見せた


  -ドキッ///


  何、今の胸が一瞬苦しくなったような・・・


  「え、えと・・・失礼します!!」


  何が何だか分からなくなった私は
  脱兎のごとく逃げ去ってしまった。

    


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