君が好き☆
がちゃ。
「…ふー…」
綺麗な空だな…写真撮って亜美に送ろっかな…。
あ、メアド交換してねぇ…今度交換すっかな…。
ガチャ。
「翔くん…♪」
「は…何でお前ここに…」
綾…。
「付いて来た☆」
はっ…。
「いーじゃん」
「お前っ!」
俺が前かがみになった時。
「亜美見てるよ?」
耳元でボソッと言う。
ちゅっ。
「はっ…おまっ…ぇ」
がたっ。
「あ…ゴメン…」
走って行こうとする亜美の手を掴んだ。
「はっ?何がゴメンだよっ!俺の事信じてくれないの?!」
「…信じ…てるよ?…だけど…今ちょっと頭が混乱してて…また…後ね?」
俺の手を振りほどき階段を降りて行った。
「亜美どこいくんだろうねぇ?フフフ」