桜空
「ねぇ空…これでよかったのかな」
私は空の肩に頭を預けて言った。
「ん〜…桜は間違ったこと言ってないよ。きっと蘭ちゃんは分かってくれるさ」
空は私の頭を優しく撫でながら言う。
「ん…そうだよね…ありがと空」
私は空の胸元に顔を埋めた
「お礼はいいから桜からキスして?」
空は意地悪っぽく笑いながら私に言う。
「もうっ!!意地悪っ」
私は空の胸を軽く叩いた。
「ほら、早く!!」
空は急かすように顔を近づけてきた。
私はちょっと恥ずかしそうに目を背けると空の肩に手を添えて優しく触れるだけのキスをした。