桜空
――…
「……んっ…空……っ」
「……桜…」
薄暗い空の家の寝室。
見えるのは少し余裕を無くした空のセクシーな顔。
空は低く、甘い声で私を呼ぶ。
私は初めて感じる快感に意識を何度も飛ばしそうになる。
「……っ……」
「愛してる、桜」
そう呟くと空は私の中にゆっくり入ってきた。
「……私も…愛してる…っ」
私は飛びそうな意識の中で必死に空の首にしがみつく
「――…あっ!!空っ…」
「さ、くらっ…」
その瞬間、私の意識は途絶えた――…