年下彼氏とシングルマザー


『……あっそ。』


赤くなった頬を見られまいと下を向いてそっけなく言う私。


『照れちゃって〜〜可愛いなぁ、もうっ。』


くだらないことを話しながら、愛理のお迎えへ。


鞄の底板を確かめると、セロテープで鍵が止めてある。


『よかった〜!あった。』



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