灰かぶり姫 -spinoff-
4
『はい』
「もしもーし!野沢ちゃん?俺俺!」
『俺俺詐欺なら間に合ってまーす』
「何言うてんねん、俺や!雪!っていうか、携帯に俺の名前出るやろ?」
『登録してたら出るだろうけどねー』
「え……登録してくれてへんの…?」
『アハハ、冗談だから。どうしたの?』
昨日、自分の家に着いた俺は疲れからかそのままベッドへとダイブした。
そして今日、昼過ぎになりようやく起き出した俺。
見慣れた部屋の風景が今になって、大阪とは違うんだと物語る。
それと同時に美由紀とのやりとりを何度も思いだしてしまい、何となく1人では居られなかった。
本当は今日誘いたかったが、いきなり誘って当日というのも悪い気がして明日一緒に宿題をしようと声をかける。
皆で居ればきっと淋しさなんて感じない。
そう思った。
「もしもーし!野沢ちゃん?俺俺!」
『俺俺詐欺なら間に合ってまーす』
「何言うてんねん、俺や!雪!っていうか、携帯に俺の名前出るやろ?」
『登録してたら出るだろうけどねー』
「え……登録してくれてへんの…?」
『アハハ、冗談だから。どうしたの?』
昨日、自分の家に着いた俺は疲れからかそのままベッドへとダイブした。
そして今日、昼過ぎになりようやく起き出した俺。
見慣れた部屋の風景が今になって、大阪とは違うんだと物語る。
それと同時に美由紀とのやりとりを何度も思いだしてしまい、何となく1人では居られなかった。
本当は今日誘いたかったが、いきなり誘って当日というのも悪い気がして明日一緒に宿題をしようと声をかける。
皆で居ればきっと淋しさなんて感じない。
そう思った。