灰かぶり姫 -spinoff-
あまりにも美姫ちゃんが不憫に思えたのはその日の放課後。
今朝、美姫ちゃんや俺達から逃げたクセに何事もなかったかのように普段通りにする純を見て腹が立った。
傷ついた美姫ちゃんをそのままにして、それでも都合よく繋がっていようとする。
気付いた時には美姫ちゃんを奪うように純に声をかけてしまっていた。
野沢ちゃんも同じ思いだったのだろうか、俺に話しを合わせてくれる。
だけど、敢えて1つだけ言わせてほしい。
一緒にパンツ買いに行く約束してるってどういう設定だ。
もっと他にあっただろ。
パンツ以外で。
とにもかくにも、何とか純から逃げた俺たち3人。
俺の家について、一息つこうと思った瞬間に野沢ちゃんにオレンジジュース持って来いと命令される。
…いや、別にえぇねんけど。
もすこし遠慮ってもんがあってもいいんじゃ…。
そう思いながらも溜息を吐いて階段を下りた。
今朝、美姫ちゃんや俺達から逃げたクセに何事もなかったかのように普段通りにする純を見て腹が立った。
傷ついた美姫ちゃんをそのままにして、それでも都合よく繋がっていようとする。
気付いた時には美姫ちゃんを奪うように純に声をかけてしまっていた。
野沢ちゃんも同じ思いだったのだろうか、俺に話しを合わせてくれる。
だけど、敢えて1つだけ言わせてほしい。
一緒にパンツ買いに行く約束してるってどういう設定だ。
もっと他にあっただろ。
パンツ以外で。
とにもかくにも、何とか純から逃げた俺たち3人。
俺の家について、一息つこうと思った瞬間に野沢ちゃんにオレンジジュース持って来いと命令される。
…いや、別にえぇねんけど。
もすこし遠慮ってもんがあってもいいんじゃ…。
そう思いながらも溜息を吐いて階段を下りた。