空を越えて...

その右手はあたしの額にそっと触れた。


瞬間、頭痛が嘘のようになくなった。


「もう大丈夫よ。」


そう言うと女の人は柔らかく微笑んだ。


体調もよくなり、改めて女の人を見ると…。


………っ!!!


その女の人の容姿に目を奪われた。


ライトブルーの綺麗な長い髪、髪と同じ色をした美しい目、透き通るような白い肌…。


服は白いドレスを着ていてより彼女を引き立てていた。


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