人肌恋しくて
暑かった夏が過ぎ

少し肌寒くなる秋がやってきた



空を見上げると秋空が広がっていて何故か胸が締め付けられた



「人肌が恋しい季節か…」



夕焼けが広がる空がそう言わせた



用事で店に入って30分後



入った扉から出ると夜空に変わっていた



「早っ!!」



夏とは違って太陽は急いで帰っていく



夜空を見ながら歩いていると冷たい風が頬に触れる



「寒いなぁ。温めてほしいな…」



家へ向いていた私の体は右にずらした





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