空色
『はいはい分かってるよー!!』

優君は口を尖らせながら言った。

『フレームは…』

カシャ!!!

『うわー康也変顔すんなよー』

『落書きー♪』

『ちょっ翔俺の顔にヒゲ書くな!!』

『わーいみんなにリボン付けちゃえー♪』

カシャン!!!

『でてきたー♪』

『早速切ろう』


楽しかったなープリ撮るの久しぶりだし、こんなに大勢で撮るの初めて。

『次どこ行く?』

優君が話を進める。

『お腹空いたー』

康也君…早くね?

『じゃあどっかで食べる?』


と言うことで私達が次に向かった場所はフアミレス。

『俺ステーキ!』

えぇ!?康也君ステーキ?

『おまえ空気読めよな…』

翔が飽きれたかんじで言う。

『私はスパゲティーにする』

池ちゃんはスパゲッティかー

『うーん…』

ピンポーン

『ご注文がお決まりでしょうか』

『えーっと…』


結局

康也君はステーキ。
優君と翔はハンバーグ。
池ちゃんはスパゲッティ。
みくはオムライス。
私はグラタン。


ガーッ

食べ物が運ばれて来た。

『わーおいしそー』

『うまっ♪』

みく『うまっ♪』って…『おいしい!』とかじゃないんだ

ご飯を食べ終わり私達はフアミレスを出た。

『あーうまかった!』

『だねー』

話をしていたらみくが急に止まった。

『みく…?』

みくが一つのお店をじーっと見つめている


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