空色
『よし、そろそろ行くぞ!』

『へ?どこに?』

『デパートだよ!みんながいるかもしれねーだろ!!』

『あぁ!そっか。康也頭いいねー』

『おまえがバカなだけだろ…』

『そ…そんなことないもん!!』

私は逃げようとした康也を捕まえようと、走ろうとしたら…

ズキッ…

『っ…』

私はガクンとその場に膝をついた。

『痛ったぁ〜』

『……少しそこで待ってろよ…』

『え!?康也ー?』

…5分後…

『あ!どこ行ってたの?』

『ちょっコンビニに』

『何でコンビニに?』

『それはいいから…あ!ちょっ来い!』

康也は私の手をぐいぐいひっぱり、急に止まった。

『そこ座れ』

『う…ん』

私はベンチに座った。

康也はさっきコンビニで買った物をだした。

バンソーコ…?

ペリッとはがし、怪我をしていた、私の足にはってくれた。

『…ありがと…』

このためにコンビニ行ったんだ…

『よし!行くぞ』

『うん』

私達はデパートへと向かった。


歩いてどのくらいたったかな?10分くらいかな…

そんなことを考えていたらいきなり雨が降って来た。

『うそっ!いきなり?』

『走るぞ!』

そう言うとあなたは私の手を掴んで走りだした。

『康也ーあれ!あのデパートじゃない?』

『よし!』

私達は方向をかけて、デパートへ向かった。


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