空色
―ガラッ

教室のドアが開き一人の先生が入って来た。

『これから入学式が始まります。廊下に並んで下さい』

みんなは言われるままに廊下に並んだ。

みくは背が低いから当然前。私は背が高いから後ろ。

あーあ話す人がいないや…。

そんなことを考えていたら、列が動きはめた。

これから入場か、なんか緊張するな。

吹奏楽の演奏の中、私達一年生は入場した。

椅子にみんなが座り。私の嫌いな校長先生の話が始まった。

校長の話ながっ!!

眠くなるー。

校長先生の話がやっと終わり、私達は退場した。

疲れた。

教室に戻ると、みんなが席に座る。

私も座るとみくが後ろを向き私に話かけてきた。

『ねぇアミどうだった?入学式』

『眠かったー。校長先生話ながいし…』

小さくあくびをした。

―ガラッ

ん?担任の先生かな?

みくが前を向くと同時に先生が話始めた。

『今日からこのクラスの担任になる大橋だゼ』

先生今《だゼ》って言わなかった?

んん!?

あの先生の髪…。



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