空色
『皆様着きました』

いつの間にか外に出ていた私達は、辺りを見渡した。

『うわぁ…広い』

『あ!大変なことを忘れいてた!!』

いきなり優君が叫んだ。

『ん?どうしたんだ?』

『佑久…おいてきたかも…』

『あぁ!佑久。忘れてた』

『どしよう!』

今佑久をおいてきたことにきずいた。

ごめん佑久…忘れてた。

『大丈夫だって。佑久なら居るぞ』

康也君の指をさした向こうにお菓子を一人で食べている佑久が居た。

『佑久ー!!』

『おぉ!ヤッホーみんな☆』

佑久がブンブンと手を振っている。

『佑久先に着てたのか』

『うん。コンビニにいたらなんか執事さんが家まで連れてってくれて』

『でもよかった』

『でわ皆様お乗り下さい』

私達は飛行機に乗った。

『うわぁー綺麗…』

『オシャレだね♪』

飛行機の中は本当に新品みたいに綺麗だった。

本当は結構使ってるみたいだけど…

『好きな所に座っていいぞ』

『じゃあ席くっつけてみんなで座ろう♪向かい合わせ』

池ちゃんが提案すると、武田さんが席を合わせてくれた。

『ありがとうございます』

さすがみく♪礼儀正しい。

『じゃあ俺ここー!』

『ずるい!じゃあ私はここ』


みんなが席に着き、出発のするので私達はシートベルトをした。

向かい合わせで大丈夫なのかな…?


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