空色
夕食の時にみんなと笑って話したけど心の中では笑ってなかった。

『はー美味しかった』

『ごちそうさまー♪』

『武田。部屋の準備できてるか?』

『はい。案内いたします』

私達は武田さんの後ろからついて行った。

『まず、ここが坊ちゃまのお部屋でございます。その隣が優様、翔様、佑久様のお部屋となります』

うわぁー部屋広っ!私の部屋の倍あるよ。

『そしてその隣がアミ様、みく様、優香様のお部屋となります。綾奈様のお部屋はその隣になります。では、私はこれで』

そう言うと武田さんは行ってしまった。

『じゃあとりあえず部屋に入るか』

私達は部屋に入った。

『わぁ〜広ーい!!』

『きちんと掃除されてるなー』

池ちゃんとみくがはしゃぐ。

私はベットに座ってみる。

『すごーいふかふか』

こんなに贅沢していいのかな?

コンコンッ…

ガチャ…

部屋のドアが開き、康也君が入って来た。

『おまえら先に風呂入るか?』

『じゃあそうする』

『風呂は、1階の階段下りてずっと右にあるから』

私達はお風呂場に向かった。

綾も誘いに行ったけど、綾は寝ていた。


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