ツンデレなお姫様!?

だからか。


あの入学した日以来、優先輩を見かけなくて、気になっていたのだけど。(いや、あまり気になっていないが・・・)


「あー!今、あまり気になってないって顔したでしょ!ひどいなあ。」


「すいません!」


何で、分かっちゃうんだろう。


「で、何で光姫ちゃんは、愁斗の家の前に?」


ニヤニヤしながら、優先輩は尋ねてきた。


「べっ、別に!なんでも、ないですっ!!」


「あいかわらず、ツンデレだしー!」


目の前でケラケラ笑う優先輩。


「ツンデレじゃないですー!」
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