ツンデレなお姫様!?
私の目には涙が溜まる。

「やっ、やめっ・・・んっ!」

ブラウスの上から先輩の手が行ったり、来たりする。
初めて触られたからか、ビクっと体が反応して
変な声が漏れる。

「十分、感じてるじゃん?あいつじゃなくても、いいでしょ?」

違う、感じてるんじゃない。
宮村先輩が触ったって、気持ち悪いだけ。
なのに、体が反応してしまう。

「ほんと・・・に、やめ・・・てっ!・・・んっ・・・・・・っン!」

もう身の危険を覚悟して
目をぎゅっと瞑った。

ガラッッ
すごい勢いで教室のドアが開いた。
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