ツンデレなお姫様!?
「いーじゃん、大丈夫だってー!」
「愁斗先輩は頭がいいから、そうに言えるんですよ!!私は・・・このままじゃ、トップ30になんて、入れそうに・・・ない・・・。」
せっかく、愁斗先輩に想いを伝えるチャンスだと思ったのに。
愁斗先輩は、私のことを、本当は好きじゃないの?
そう思ったら、また泣きそうになる。
「何?泣いてんの?」
「な、泣いてなんか、ないですっ!!」
「あーら、ツンデレ。でも、そんな赤い顔して言われたら、逆効果。よけいにそそる。」
「あ、やめてっ!今はッ、き、キスはぁ、だめぇっ!」
私は、愁斗先輩の胸をどんっと叩く。
だけど、そんなのは、効果無し。