ツンデレなお姫様!?
「チッ・・・行ってくれば??」


「あと。さっきからウルサイですから。」


「ウルサイですって?このクソ女!」


「言っててください。」




私は、理恵先輩に背を向けると、3年の先輩の元へ駆け寄る。


「で、私に何の用ですか?」


「俺さぁ、光姫ちゃんのこと、好きなのー!だからぁー、付き合って?」


「ありがとうございます。気持ちはウレシイですが、ごめんなさい。」


「じゃあ、デートだけでも・・・」


「すいません、部活に戻ってもいいですか?」


思ったより、はやく済んでよかった。


くるっと振り向き、部活に戻ろうとすると、3年の先輩(裕也先輩というらしい・・・)が私の腕を掴んだ。
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