屍都市

迫ってくるかつての仲間達。

後ずさる天野。

彼の中で絶望は膨張していく。

俺はお前達の事が心配で、こうして戻ってきてやったんだぜ？

それが何だよ…。

寄ってたかって俺を食う気かよ？

それが夢を売り物にしてきたホストのやる事かよ？

夜の世界に光り輝くホストという仕事に憧れてこの職業に就いた天野。

その成れの果てとなった仲間達に囲まれ、絶望は自暴自棄に変わる。