シルバーリング



―一ヶ月後―


cafeレストランでバイトが決まってそろそろ1ヶ月が経とうとしていた。


「いらっしゃいま……。」


お客様が来た音楽に顔を上げると、そこにはれいがいた。


「よっ!」


スエットにTシャツ。

れいらしい格好でお店へ入ってきた。



「ご注文は?

どうしてきたの?」


「…ドリンクバーで。

暇だったから。」



小声で会話を交わす。





< 24 / 85 >

この作品をシェア

pagetop