シルバーリング



「ありがとう。

注文、聞いていいかな?」


恥ずかしくなってあたしは慌てて話を変えた。





「お客様、まだいたんですか?」


8時にバイトを終わらせ、れいの席へ向かった。


「暇なんだってば。」


れいは携帯をいじりながら答えた。





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