シルバーリング



なんだか聞いたことがあるような…、ないような…。



「学校一の美女を決めるの!

一番盛り上がるイベントらしいよ!

美女コン目当てに来る人も多いらしいしね!」


情報通の愛美はスラスラと言った。



「へえ…。」


あまり興味のないあたしはそれだけ答えた。



「…おもしろくない。

もっと興味持ったらどう?」


呆れた顔で愛美は言った。



「…ごめん、興味ないや。」


あたしは苦笑いで答えた。





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