シルバーリング



受付、店員など自分の仕事を決めていく。



「ねえ、受付やろうよ!」


愛美があたしの机に頬杖つきながら言う。



「あたしなんでもいいからいいよ?」



“やった!”と言いながら黒板に名前を書きに行く愛美。


あたしが黒板を見つめていると、同じ受付のところに“海原”の文字があった。



「どうして男子一人なんだろう…。」


小さくあたしがつぶやくと、愛美が戻ってきた。






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