オール・アバウトなっちゃん
「てめえなぁ〜俺をただのガイドと思ってナメてるらしいが、てめえが、そんな態度取ってて命預けられると思ってんのか?」

尚も圭太が突っ掛かって来るので

「心配するな圭太…私も源さんの報告書は読んでおる」

その言葉を聞いて

「んだよ…それならそうと言えよバカ…まぁ源さんのレポート読んでりゃちょっとはマシだろうけど…やっぱりやっとけよ試運転…冗談抜きに、ここの川はタチ悪いぞ」

少し落ち着いたみたいだが…

(読んだっていっても違う意味でな…それよりも随分ムキになるヤツだな…それだけ圭太が源さんを信頼してるって事だろうが…)

夏希は、圭太の顔を見ながらそんな事を感じ取っていた。
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