オール・アバウトなっちゃん
「私もなっちゃんなどと呼ばれるのは勘弁して欲しいと思ってる…なんだかむずがゆくてな」

と言っても特別嫌がってる風でも無いが…

「まぁお前の時代がかった喋り方にもあるけど…確かになっちゃんってガラじゃないよな」

ようやく落ち着いた圭太も昼ご飯を食べ始める。

「それよりも…問題は3時からの客だな。確か東京から来た大学生とか…」

「それがどうした?東京の大学生だからって変な期待してんのか?」

それを聞いた夏希は圭太を睨む様な顔で

「朝話しただろ?私は源さんの報告書を読んだって…」

そう言えば言ってたが…
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