オール・アバウトなっちゃん
「フフ…バカなヤツだな」

私の一言にも表情を崩す事なく

「貴様のごとき小娘の一撃ではワシに致命傷を負わす事など出来まい」

と先刻まで焦っていたのは奇襲だったから油断したとでも言いたいらしい

「だからキサマは無駄に生き長らえてきたと申しておる。その醜く垂れ下がった表皮で私の本気の攻撃には耐えきれまい」

「その前に貴様を葬って生き血をすすってくれるわ!」

まだ自身の最期を自覚してないな…

ならば、その身に教えてやるのも私の義務だな
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