地球最期の日


「ったく。ちゃんと企画書持ってきたんだろうな?」


『イテテ・・あ、ハイ。持って来ました。』


いそいそとカバンを探って企画書を取り出す新人神様。


『・・えっと、一応コレです。』

「ん。どれ、見せてみろよ。」










”ちきゅうのきかくしょ。”





「・・おい。」


『あ、ハイ。』


「なんで

 なんで手書きで書いてんだよお前!」


『え?』


「普通、ワープロ的な物で書き直して来んだろうが!アホンダラ!」


そう言って

新人神様の腹部を殴る

銀河系担当の神様。


『ぐふっ』

「オイ、やめろってば、ボディは。」


そう言って仲裁に入る

アンドロメダ銀河開発担当の神様。





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