I LOVE YOU
「……どうかな、」
とりあえず、着替えたので美奈子に見てもらう。
「瑞穂可愛いよ!!私前から思ってたんだけど、瑞穂ってスタイル良いんだよねー」
羨ましいー、と言いながら美奈子は私を見つめる。
その後、自分でもう一度鏡を見ると、似合わないわけでもなかったので、私は試着室から出てレジへ向かった。
買い物が終われば、近くのファーストフード店によって、軽く腹ごしらえ。
食べ終わってドリンクを飲んでいると、さっきの疲れがドッと体に落ちてきた。
ふと、私は美奈子に視線を移すと、何だか嬉しそうな表情をしている。気になって聞いてみると、美奈子は携帯のカレンダーを見せてきた。