【完】歌姫、そんな声で鳴かないで!
そんなことをしばらく続け、奥の入り組んだ店へまた入ろうとするヤス。
「お前も来い。」
「なんで。私、こういう趣味ないから入っても買い物するものないんだけど。」
ヤスの申し出をやんわりと断る私に、盛大な溜息が返って来る。
「いいから。」
そして、その意外とゴツゴツした男の手が、私の二の腕を掴むと強引に店内へ押し込んだ。
痛い。掴まれた二の腕、絶対今ので赤くなってる。
ヤスは乱暴だ。私を女とも思っていないのだろうか。
そのくせにキスしたり、身体に悪戯したり…本当に理解不能。
「お前も来い。」
「なんで。私、こういう趣味ないから入っても買い物するものないんだけど。」
ヤスの申し出をやんわりと断る私に、盛大な溜息が返って来る。
「いいから。」
そして、その意外とゴツゴツした男の手が、私の二の腕を掴むと強引に店内へ押し込んだ。
痛い。掴まれた二の腕、絶対今ので赤くなってる。
ヤスは乱暴だ。私を女とも思っていないのだろうか。
そのくせにキスしたり、身体に悪戯したり…本当に理解不能。