【完】歌姫、そんな声で鳴かないで!
何度もこの気持ちを認めないように無意識にストッパーをかけていた。
最低最悪の悪魔で、いい思い出なんか一つもないはずなのに。
それでも、私はヤスが好きだ。
「なんだよ。そんなに俺の顔が綺麗か?」
ご飯を食べながら、どうやら私はヤスを見つめていたらしい。
「うざっ。とりあえずハゲろ。」
こんな会話しか出来ないし、この気持ちを伝えることはするつもりもないけど
だけど、許される限り、私はこの悪魔に夢中になっていたい、と思う。恐ろしいことに。
最低最悪の悪魔で、いい思い出なんか一つもないはずなのに。
それでも、私はヤスが好きだ。
「なんだよ。そんなに俺の顔が綺麗か?」
ご飯を食べながら、どうやら私はヤスを見つめていたらしい。
「うざっ。とりあえずハゲろ。」
こんな会話しか出来ないし、この気持ちを伝えることはするつもりもないけど
だけど、許される限り、私はこの悪魔に夢中になっていたい、と思う。恐ろしいことに。