【完】歌姫、そんな声で鳴かないで!
「これ、今度のニューヨークのライブの衣装?」
木酪泰則はそのロリータに触れると眼鏡をかけていない素顔で兄貴と私を見る。
「おう!今回はシック&キャンディって感じにしてみた。」
「相変わらずいいの作るね。優斗程のデザインする人間は、なかなかいない。」
二人が仕事の会話を始めたので、私はドサっと地面に座る。
「あのさあ、早く話進めてくれない?これでもかなりパニクってんだよね。」
私がそう言うと、兄貴は苦笑いして灰皿を握り、自分も地面に座った。
木酪泰則はそのロリータに触れると眼鏡をかけていない素顔で兄貴と私を見る。
「おう!今回はシック&キャンディって感じにしてみた。」
「相変わらずいいの作るね。優斗程のデザインする人間は、なかなかいない。」
二人が仕事の会話を始めたので、私はドサっと地面に座る。
「あのさあ、早く話進めてくれない?これでもかなりパニクってんだよね。」
私がそう言うと、兄貴は苦笑いして灰皿を握り、自分も地面に座った。