【完】歌姫、そんな声で鳴かないで!
私の顔は、彫りが深くて濃い。
昔眼鏡をかけてない時、よくハーフかと聞かれたけど、純和風だ。
良く言えば中性的な顔だけど、私の顔は『女にも見える男』の顔だ。
私は立ち上がり弾かれた眼鏡を拾う。
「別に故意に隠してはない。これは本物の眼鏡だし。顔が隠れて好都合なだけ。木酪…ヤス、こそ、伊達眼鏡じゃない。」
「俺はきららだとバレたらいけないからでしょ。アスカは違う。コンタクトにでもすればいい。」
あまりにも無責任な言葉に、ふつふつと怒りが沸く。
こいつと話せば話すほど、イライラ、ムカムカ、感情が煮え立つような気がする。
昔眼鏡をかけてない時、よくハーフかと聞かれたけど、純和風だ。
良く言えば中性的な顔だけど、私の顔は『女にも見える男』の顔だ。
私は立ち上がり弾かれた眼鏡を拾う。
「別に故意に隠してはない。これは本物の眼鏡だし。顔が隠れて好都合なだけ。木酪…ヤス、こそ、伊達眼鏡じゃない。」
「俺はきららだとバレたらいけないからでしょ。アスカは違う。コンタクトにでもすればいい。」
あまりにも無責任な言葉に、ふつふつと怒りが沸く。
こいつと話せば話すほど、イライラ、ムカムカ、感情が煮え立つような気がする。